🔥やけくそ💩

某医学生のぼやき帖

嗜癖化する習慣!

ぼんやりとなにかをしてしまう。低い方に流れるように、心的エネルギーの負担の少ないことを繰り返し行ってしまう。

ターミナルエミュレータを作っている。CからGTKとVTEのAPIを使っていて、非常に小さなコードベースのものだが、Luaで設定を書けるのがウリだ。Linuxユーザーに特化している。

ずーっとコードを盆栽のようになでてしまう。新しい機能を生やすなり仕様を追加するでもなく非常に少しずつ綺麗に整えてしまう。何時間もかけて。

生産性がないような気がして嫌な気持ちになるが、エネルギーが低いときは他になにかをやろうという気持ちが起きない。

手詰まりになったら、osu!やSteamを起動して適当なFPSをやったり、ニコ動やYouTubeを観たりしているうちに長い時間が経ってしまっている。同じことをずっとしている。

習慣化した行動で、特に悪いものは嗜癖と呼ばれるようになる。これはもう嗜癖と言ってもいかもしれない。歳を経るごとに物事の変容に対して鈍感になってくる。鈍感さにうんざりする。うんざりして、とにかく嫌になる。嫌になるほど鈍感さは増していく気がする。無力感みたいなものが染み付いてしまったような。そして「楽しくない」という気持ちがべっとりとこべりついて剥がれない。

実家に帰ったときに、祖母と話していてよく思った。毎朝新聞を玄関に取りに行くとき深呼吸を欠かさない。なるべく物を高いところにしまって背伸びしながら取るようにする。毎朝チョコをひとかけ食べる。寝るときにラジオを聞きながら寝る。日々のすべてが同じ習慣で構成され、健康に生きている。87歳だがなかなか健康に生きている。自分にとってなにか大きな価値のある習慣はあるだろうか、と考えてしまう。

パソコンにかじりついて寝るのが遅くなる習慣みたいな、明らかに悪そうなものばかり。だから云々、という話はさらに長くなるので詳しくしないが、良い習慣と悪い習慣について最近いろいろ考えたのだった。