🔥やけくそ💩

某医学生のぼやき帖

2月に読んだ本

自分が2月いっぱいに読んだ本を振り返ります。

1-2-3. オーバードード7・8・9(丸山くがね) 

オーバーロード7 大墳墓の侵入者

オーバーロード7 大墳墓の侵入者

 

 

オーバーロード8 二人の指導者

オーバーロード8 二人の指導者

 

 

オーバーロード9 破軍の魔法詠唱者

オーバーロード9 破軍の魔法詠唱者

 

 これで書籍版は既刊分はすべて読んだことになる。WEB小説版は環境的な意味で読むつもりはないので、オーバーロードに関してはこれで一段落。

 2015年末頃の情報で2016年頭には10巻が出るみたいなのがあった気がしたのだが、まだ出ておらず公式のアナウンスも特になし。読んでる間は次の話が気になって仕方なくて既刊分読みきっちゃったらどうしようかと思ったが、いざ読みきってみると世の中に出回ってないなら仕方ない、とすんなり熱は冷めてしまった。アニメの二期への期待はなくもないが、もう知っている内容なのでこの間アニメほど熱狂的に観ることもないだろうと思う。同様に1、2、3巻も揃えたいという欲求は消滅した。

 

4. 面白いほどよくわかる!臨床心理学(下山晴彦) 

面白いほどよくわかる!臨床心理学

面白いほどよくわかる!臨床心理学

 

 大学の保健センターで臨床心理士にもお世話になったので、彼らどういう背景を持って動いているかというの勉強のために購入。 別に衝撃的なこともなく、ただ「臨床心理学ってこんな感じなんだー」という感想。精神医療関連の本を読むときの基礎知識として役に立つと思う(実際にそこそこ役に立った)。臨床心理士の仕事は教育や産業と広いようだが、普通に生きている分いまいち彼らの仕事ぶりを見ることはないので、その辺の社会勉強?にはなったと思う。

 こういう本は「今からこの本の内容のテストをしますよー」と言われてもちゃんと回答できるくらいには頭に入れたいのだが、いかんせん一回目を通しただけでは無理なので、読んだのに全然覚えてないというもどかしさがある。今の自分の読書方針に乱読というのがあり、いちいち頭に焼き付けるというような読み方はできない(するつもりもないし、したくもならない)ので仕方ないのだけど、若干の虚しさがある。

 

5.金正恩の正体 (近藤大介)

金正恩の正体: 北朝鮮 権力をめぐる死闘 (平凡社新書)

金正恩の正体: 北朝鮮 権力をめぐる死闘 (平凡社新書)

 

 前々から北朝鮮については少し興味があったので、思い切って手にとってみた。タイトルの割りには、終始金正恩がどういう男なのかという内容なわけではなく、むしろ、時系列にそって様々な情報筋からの証言などをもとに北朝鮮朝鮮労働党でのできごとを解説していくという形式を取っている。そして前半半分は金正日政権時代の話で、金正恩に代替わりするのは後半に入ってからである。

 ちゃんと内容に触れようと思ったが、書いててだんだんレポートみたいになってきて収集がつかなくなってきたのと、何より本自体を彼女の家に置き忘れてしまって詳細を振り返ることができないので、詳しくはここではやめておく。あとでちゃんとまとめるかも?(絶対やらないやつやこれ)

 北朝鮮内部の事情についても興味深いのだが、北朝鮮を軸として見る中国・韓国・日本・アメリカのパワーバランスや外交的な立ち回りは、今の国際情勢を理解するための一つの切り口となるので、そういう読み物としてもとても勉強になった。

 

 

6. ネット依存症 (樋口進)

ネット依存症 (PHP新書)

ネット依存症 (PHP新書)

 

 「金正恩の正体」を読んでから新書コーナーも面白いなと思ってから、少し見て回って、最初に手に取った本。先週買った帰りにスーパーに置き忘れてそのままロストというのをやらかして、実に二冊目に購入である。薄いかつ読みやすいので二時間位で読んでしまった。

 元来アルコール依存や薬物依存の専門であった筆者が、ネット依存症専門の医療機関を立ち上げてから、実際に来た患者の症例*1や行った医療行為から、主に若者に蔓延するネット依存について解説とその対策をまとめている。

 読んでみると自分はまさに最近そんな感じだったな、という感じでなるほどなー、と。ただ対策にしても専門機関での医療行為の話が中心で、それも結構重度な人にやるような内容で、ネット依存症に悩んでる人が今すぐこうすればよくなる、みたいなものはない。まあ、あったらそんなに苦労してないって話なんだけど。 

 ただこれもここで軽く書いておしまいというわけにはいかないような内容なので、後でちゃんとまとめるとして、ここでは本書を気になったポイントを2つ。一つは、ネット依存症とひきこもりを両方起こしている場合、どっちが先かで事情が異なるらしいという点。もう一つは、MMORPGを仲間とやり続けてしまうという様なタイプと、他にすることがないからブログや動画をずっと見続けてしまうというようなタイプがあり、これらは根本的に異なっているとされているが、その具体的な差異はどこにあるのか、という点だ。この辺いろいろ考察の余地がありそう。

 というわけでこの辺りひっくるめてまた今度詳細に書きたい(願望)

 

今読んでる本

まとめ

 冊数にしたら6冊。意外と読めなくて残念。自動車学校に通い始めたので、三月は待ち時間などを利用してもっと読んでいきたい。あと積読は絶対したくない!とか思ってたけど一冊積んでしまったのでさっさと消化したい。読書方針の一つに乱読があると少し触れたが、もうひとつ、買ったものは絶対全部読み切るってのがある。なので来月には絶対消化したい。

 

 

 

 

*1:正確には「ネット嗜癖」なのでこの言い方は少しおかしいかも