1月に読んだ本

病んで大学に行かなくなって一ヶ月半くらい。交流分析の本を買って多少元気を取り戻してからは、今月はいろいろ本を手にとって読んだ月になった。というわけで1月中に読んだ本を列挙し、軽く読んだ感想などを書いていこうと思う。

1. 交流分析にもとづくカウンセリング(倉成宣佳)

前回の記事でも触れたものだ。幸いこの記事を書いている現在、これまでこのブログに書きなぐったように乱れた精神状態からある程度脱した状態にいられているのはこの本のおかげであると言って差し支えないだろう。

この本の良い所は、カウンセリングという行為を行うにあたってクライアントが到達すべきの着地点を非常に明確にしめした上で、クライアントの心理モデル化を行い、適切にそこに導くために必要なことが、非常にわかりやすく書かれているところだろう。

もともと交流分析自体が誰が読んでも理解できるように極めて簡易な表現のみを使って表わされたように、本書も柔らかな表現に徹しており、内容も特別な専門知識がなくとも十分に理解できるように説明が尽くされていて、「カウンセラーやカウンセラーを目指すもの向け」とは書かれているものの、門外漢が初めて手に取ったとしても有用な本である。

それが良いことかどうかはわからないとしても、この本を読んで得たカウンセリングの知識によって、規制している間自分の頭の中でぐるぐると自己分析に励んだのだが、なぜ自分がこうして大学に通えなくなるような不適応を起こすようになったか、ということがある程度掴めたような気がした。詳しい内容については、書くにはかなりのスペースと体力が必要と思われるので、いつかやるとして(またかい)。

また、自分がそんな資格があるか自信はないのだが、一応は今のところ医学部に在籍していて将来わりと積極的に精神科医となる可能性も十分あり得る身としては、良い肥やしになった気もする。

 

2. キーワード カウンセリングと心理アセスメント(瀧本孝雄)

キーワード カウンセリングと心理アセスメント: 学習入門から実務ニーズまで
 

内容は、前半は主にいろいろな理論や技術を広く浅く説明し、後半は様々な心理テストの紹介とそれらがいかに有用であるかを説くことにページが割かれた。交流分析以外に何があるのか知りたかったというのと、ちょうど大学の保健センターで検査のための心理テストを受けたばっかりということもあって手に取った。

特に感銘もないが、そのジャンルの人なら全部常識みたいな内容だと思うので、そういう意味では今後この分野を深めるにあたっては読んでおいてよかったと思う。分量としては、買った帰りに立ち寄ったサンマルクカフェで一気に全部読んでしまえる程度には少ないので、もう一度読み返した。

3-4-5. オーバーロード4・5・6(丸山くがね) 

オーバーロード4 蜥蜴人の勇者たち

オーバーロード4 蜥蜴人の勇者たち

 

 

オーバーロード5 王国の漢たち [上]

オーバーロード5 王国の漢たち [上]

 

 

オーバーロード6 王国の漢たち[下]

オーバーロード6 王国の漢たち[下]

 

アニメが面白かったので、アニメの後のストーリーが描かれている4巻から読み始めた。装丁の質感がおしゃれで所有する喜びがある。最新巻まで言ったら1〜3巻買って本棚に並べたい。

内容については言うことはあまりないかな。著者も見どころとして強調するところだが、ダークヒーローの俺TUEEE物なところが新鮮で面白い。

 

今読んでる本

  • 面白いほどよくわかる!臨床心理学(下山 晴彦)
  • 我々の内なる狂気(ロバート・フリードマン、訳:鍋島俊隆)
  • オーバーロード7(丸山くがね)

総括

本屋には無数の本が棚に陳列されているが、その中から自分が読みたいものを見つけ出し、金を出して購入し、それをちゃんと読みきるという工程は、交流分析的に言えば、Aの自我状態を使うものであり、読書による時間の構造化は、精神的な健康を損なった人間の行うトレーニングとしては有効だと思った。

そういう側面を考えれば、読書は内容によって得られる情報や知識も去ることながら、その行為自体がすでに良いものであり、オーバーロードを読みながら「これじゃアニメを観るのと、映像を眺めるか文字を目で追うかの違いしか無いな」と思ったものだが、別にそれでも構わないのである。

硬い内容もいいけど、こういう本も合わせつつ、どれくらい続くか分からないが読書の習慣を維持していきたいと思っている。