生きている

毎日書くと決めたわけではないが、一日おきに書くとなると、不思議とその開いた日のこと埋め合わせたくなってしまう。

一昨日の記事を書き終えてから、部活の飲み会に参加した。出席を決意してからも、実際に行くまでにけっこうな心理的な抵抗があった。だけど最終的には本当に行ってよかったと思えた。

部活に対しては、自分は本当にだらしなくて迷惑しかかけてこなかったと思っていた。しかし、こう自分がもうどうしようもないレベルになってしまったとしても（自分の状態は帰り道に遭遇した先輩が上手くみんなに伝えてくれていたようだった）、自分を攻めたり悪く言うような人は一人もいなかった。私みたいな人をどう扱っていいか困惑している人もいたが、気を遣っていくれているのが十分に伝わってきた。それだけで十分だ。

こうしてみんなの優しさを思い出して、書きながら少し泣いている。我慢する必要はない。むしろ我慢していた分泣いていい時なのだ。

その飲み会のことは一昨日のこと。それで。

昨日はまるで何もせずにすごした。一昨日飲み会から帰って、酔ったままPCを撫で、起きたのが夕方だったか。PCを触っていた。だらだらとPCを触ってしまうのは悪い習慣だと分かってはいるがやめることができない。依存しているのだ。ただPCそれ自体にというよりはネットか。ネットから逃げられない。むしろ自分はプログラミングによってネットを使ったり拡張したりする側の人間なのでなおさらだが。まあ習慣としての使い方が良くないのだろう。

結局午前1時からドルトムントの試合（クッソ塩試合だった）を観てから寝た。

今日は10時ころに目覚めた。たくさん夢を見た。妙にすごい鮮明に覚えていたのでメモっておいた。眠りが浅かったのかもしれない。その後起きるでもなく寝るでもなくという時間が続いた。スマホを握ってニュース記事やらを眺めたり動画を観たりみたいなことはしていたのだが、結局布団から出られず。いや、出なかっただけか？まるで何もかもやる気にならない。これは病気という名前をもらったから今までの状態をこうして自覚するに至ったのか、病気にかこつけて怠けているだけなのか。

いや、後者のような考え方はよくないな。ただぼーっとしているにしてもそういう脅迫感は度々訪れる。たぶんそういった感情を抱え続けているから頭がおかしくなっただろう。

まあ授業に出ない予定もないとなれば無理して出ることもないので、自然と出られるのを待ったていたら、腹が減って仕方なくなって食パン数枚と白米をいくらか食って、風呂に入ったら少し元気がでてきてこの記事を書き始めるに至ったというわけだ。

面談を行った精神科医には親と話すように強く勧められたが、たまらなく恐ろしい。親から離れるために自宅から通えない学校を選んだくらいには、実家は嫌いだった。その嫌いさはたぶん今の状況をもたらすに至った病と根を深く共にしているのは間違いないだろう。詳しくは自分でもうまく整理できてない都合もあって上手く書けないのだが、とにかく毎日叱られるという日々だったということだけを書いておく。両親どちらからも彼らなりの愛情は感じるのだが、正直気持ちだけで十分。できれば関わりたくないし、当然干渉もしてほしくないというのが本音だ。男息子のよくある意地なのか何なのか分からないが、この気持ちはおそらく本物だろう。

そういえば、飲み会のときに自覚したのだが、自分はもう何にもとらわれる必要はないのだと思いがあることによって、思念の中に漂うモヤのようなものがいくらか晴れたようになる気がした。主に会話の最中だ。一度一方的に気を使われる側に回って、一切何も気にすることなく他人と対峙してみると、これほど気楽なものなのか、と思ったのだ。

いつだって何をするにしてもつまらないことを気にしながら生きてきた。いや人間だったら誰だってそうかもしれない。ただ、そういう気にすることが増えるに従ってどんどん思考にはモヤがかかってくる。その結果やることなすことにリミッターのかかっている状態で挑まないといけなくなるのだと思う。

ここのところずっと、最近特に自分はそういうものが強く出て、思うようにいかないとということが多かった気がする。こうして書いている時だってそうだ。おかしな文章になっていないか気になると次の語が続かずたまらなくもどかしく思う。

だけどたぶんあまり気にすることもないことだったのだ。おかしな文章なら後から調整すればいい。内容も別におかしなこと書いていてもいいのだ。そういうことを書いてもいい場所としてこのブログを使うと決めたのだ。

あらゆることに集中することができなくなっていた、という実感がある。そういうモヤモヤを取り払うことによって、心を本当に解き放つことによって、人は初めてその人の最高のパフォーマンスを発揮できるのだと思う。その成果物は人に比べられたりするかもしれないが、気にしてはいけない。いや気にしてもいいのかもしれないが、それに囚われてはいけない。

なんとなく少しイイことを書いてる気がする。もし間違ってこの記事をここまで読んでしまった人で私のように困っている人がいたら、少し自分の中に目を向けて、そういったことがないか自問してみてほしい。実際”気にしない”というのは相当難しいのは分かる。ただ、先に書いたように自分は思考の冴えが落ちたことを実感した時には本当に絶望したし、だからこそ、そうなる人は少しでも減ってほしいと思っている。ついこの間「うつ病じゃね？」って言われたやつが何を言うんだと思うが、同じように辛い思いをする人が減ってくれるならそれに越したことはないはずだ。

これには多分近道はないし、結局自分だって些細なことで不安や恐怖が噴出してまた何もできなくなるときがくるのかもしれないが、そこから脱するための一つの手段として、誰のためでもないブログないし日記をつけることがあることを知ってほしい。

これらはあくまで私個人が私個人のためだけに書いたものであり、別に誰かの役に立てるためのものでは全くないのだが、役に立つのであればそれに越したことはないし、それ以上に嬉しいこともないだろう。

他にも書きたいことはあったが、長くなってきたので今日はこの辺にしておこうと思う。今日はこれから一昨日の飲み会とは別のサークルの忘年会だ。どうして先月の自分はこうも気乗りしないようなイベントに参加すると言ってしまったのかわからないが、ドタキャンするわけにいかないし、本当に年単位で会えなくなりそうな人もいるかもしれないので、ちゃんと参加してくるつもりだ。恐怖はあるが、まあ行きたくないから行かないって方が落ち込みそうという一昨日と同じパターンだ。無事楽しめればいいのだが。

学業から逃げ出した途端元気になりやがってと思われるかもしれないが、逃げ出したからこそ元気なれているのだ。時間の問題でもないだろう。そう、自分に言い聞かせて。